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これは何か

チャット欄に寄せられるコメントに自動で応答をしながら進行をする、AIによるYouTube LIVE配信を行うためのサンプルです。

準備

AIによる雑談配信を行うためのソースコードはすでに実装済みです。 下記の準備が必要な項目のみ設定が必要です。

1. 画像の用意

下記の3つの名前の画像を用意し、ルートディレクトリ内に設置してください。

  • chara.png
  • chara_blinking.png
  • background.png

chara_blinking.pngは瞬きをしているキャラクターの静止画です。 ※background.pngは背景の画像です。 画像の名前を変更したい場合は、適宜index.html、aivtuber.js内を変更してください。

2. meboのAPIキー・エージェントIDの設定

meboを利用して、会話が可能なAIキャラクターを作成してください。 mebo内のChara.AI Generatorという機能を利用すると、スムーズにAIキャラクターが作成できます。

AIキャラクターを作成したら、meboの公開設定画面でAIキャラクターを限定公開し、「APIを有効化」してください。

APIを有効化するとAPIキーとエージェントIDを取得できます。

APIキーを取得したら、aivtuber.jsを開き、下記の箇所にAPIキーとエージェントIDを入力しましょう。

const MEBO_API_KEY = "<meboのAPIキーを入力してください。>";
const MEBO_AGENT_ID = "<meboのAgent IDを入力してください。>";

3. VOICEVOXをインストール

声の読み上げはVOICEVOXを利用します。 下記からVOICEVOXをインストールし、起動してください。VOICEVOXが起動されることで、ローカル環境にAPIが立ち上がります。 VOICEVOX公式サイト

const VOICE_VOX_API_URL = "http://localhost:50021";

デフォルトで上記がaivtuber.jsに設定されています。ポート番号を変更する際は、上記のURLを適宜変更してください。

尚、VOICEVOXを利用してYouTube配信をする場合は、ライセンス表記が必要です。概要欄などできちんと明記をして利用しましょう。 VOICEVOX利用規約

4. YouTubeライブ配信のVIDEO IDを設定

YouTubeのライブ配信の準備が整ったら、ライブ配信の動画のURLに末尾にあるVideo IDをaivtuber.jsの下記の箇所に入力してください。

const YOUTUBE_VIDEO_ID = '<YouTube Video IDを入力してください。>';

Video IDは動画のURLの末尾にある「v=」より後の文字列です。 https://www.youtube.com/watch?v=x12345667 上記であれば、Video IDは「x12345667」になります。

5. YouTube Data APIのAPIキーの用意

YouTubeライブ配信のコメントを取得するため、YouTube Data APIのAPIキーを利用します。 APIキーの取得方法は、こちらの記事が大変わかりやすくまとめられていました。

APIキーを取得したら、aivtuber.jsの下記の箇所に入力しましょう。

const YOUTUBE_DATA_API_KEY = '<YouTube Data APIのAPIキーを入力してください。>';

動作確認

index.htmlをブラウザで開きましょう。 ページ下部のテキスト入力欄にコメントを入力し「送信」ボタンを押して、無事応答が返ってくれば成功です。

LINE開始

動作確認が完了したら、「LIVE開始」を押しましょう。 YouTube LIVEのコメントに対して応答を返すようになります。 OBSなどの画面配信が可能なツールを利用して、AI VTuberを表示しているブラウザのキャプチャをYouTubeに配信しましょう。