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日本国憲法
法学>憲法>日本国憲法
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日本国憲法
まえがき
本書は日本の成文憲法に関する解説である。日本国憲法の概要については日本国憲法(Wikipedia)を、条文については日本國憲法(Wikisource)を参照のこと。各条項の解説については、人権、統治などを参照のこと。
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日本国憲法
概論
日本の憲法典は以下の特色を持つものである。
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中学校生徒会活動・委員会活動
生徒会
生徒会は、学校生徒の自治機構である。現代日本の多くの学校で、名称・権力の多寡の如何を問わず存在する。 以下ここでは21世紀初頭の現代日本の生徒会について考える。
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中学校生徒会活動・委員会活動
生徒会
生徒会ではボランティア活動の主催やイベントの開催などを行なう。もちろん、学校を良くするためにはどうすれば良いかなども考える。 教師ないしは教育委員会との関係において、多くの生徒会はその実質的な力について制限を受けている。しかし内部の自律的な活動(予算決定など)は、自由を達成している生徒会もかなりあるようである。 教育の一部門としては、集団的意思決定(政治)の能力涵養の場として貴重である。また法に基づく管理的活動(行政)を生徒が実地に学ぶ場として貴重である。 なお、生徒会の連合会や上部団体の類は、ほとんど例を見ない。
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中学校生徒会活動・委員会活動
生徒会
多くの生徒会は国で言う憲法にあたる会則を持っているが、その名称も条文構成も様々である。普通、生徒全員加盟を謳っており、それに反対して加入を拒否する生徒の例は、現代では殆ど聞かれない。 その会則に従い、生徒会によっては名称が異なるかもしれないが、実質的には以下のような役職・機関が置かれることが多い。中には統一的団体として組織されず、場面に応じて必要な集団がその都度結成されるのを伝統とするような生徒会もある。 これらの名称は、戦後すぐは労働組合に倣って付けられたと言われる。
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中学校生徒会活動・委員会活動
生徒会
役職
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中学校生徒会活動・委員会活動
生徒会
組織
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
以下で示す委員会活動は一般の学校をモデルにしており他の学校や地域によっては違う場合がある。これらは学校の直属として行われることもあるが、その全部または一部は、生徒会の(常設的ないし臨時的)一機関として、またクラブ活動として行われることも多い。 これらの分科委員会活動も、多くは戦後労働組合に倣ったものといわれる。現代日本では、上述生徒会の項冒頭でも記したように、管理的活動を自主的かつ実地に体験させる意義が強い。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
主に学習に関係することはこの委員会が担当している。学校によっては、設置されていないところもある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
生徒総会の運営や学級会の運営を担当。そのため「議長」という役職が代議員会の長になり(議長がやらない学校もある)、生徒総会など議事の議長を務める。生徒会の核とも言える。正副学級委員長をもってあてることが多い。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
小学校・中学校では生活委員会、高校では風紀委員会と言う。 主に児童や生徒の身だしなみや早朝のあいさつ運動、自転車通学者の駐輪場整備などほとんどの学校に設置されている委員会。(稀に生活指導部が設置されている学校には委員会自体が設置されていない学校もある。)
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
体育祭(運動会)などの際に代表的活動をするのは、この委員会である。昼休みのレクレーションなどを企画する。アルミ缶回収などの声かけや呼びかけ当日の、回収の手伝いをする。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
文化祭などの際に代表的活動をするのは、この委員会である。合唱などの音楽関係の活動も担当する。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
保健室に昼休み待機する学校もあるが大抵は生徒の健康を守ることが目的である。厚生委員会と同義。学校によってはベルマーク収集を担当することもある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
放送設備を用いて放送する委員会である。福祉文化祭や式典でのビデオ記録やスポットライトを照らしたりもする。また、体育祭(運動会と同義)で実況やアナウンスをすることや給食の時間に音楽を流すこともある。だが、学校によって異なる。 学校によっては専門委員会ではなく特別委員会として設置されることもある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
印刷設備を用いて(ないしは印刷会社に外注して)新聞を発行する。 模造紙に手書きで作成する場合もある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
給食施設を管理したり給食の片付けなどを指導する委員会である。給食設備がない地域では置かれないことがある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
図書を管理、整理、広報活動などをする委員会である。昼休みに図書館を開放するなどの作業をする。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
動物の飼育を管理する委員会である。動物を飼育している場合に設けられる。 一見簡単そうだが命を世話するので責任は重い。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
自然を管理したり花を植えたりする委員会である。学校によっては設けられないかもしれない。緑化委員会と同義。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
ベルマークなどの回収を行なったりする委員会である。回収したベルマークは学校の備品購入に使われ、購入費の1割が被災地や海外に教育支援金として送られる。 また、古切手・古テレカ・アルミ缶の回収をする学校もある。 また、福祉文化祭(チャリティーバザー)などの行事を作り上げていく。 ユニセフ募金や赤十字募金なども行っている。 一方で、委員会活動として、ボランティア活動を行うことに疑問を抱える声がある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
学校の購買室を管理する委員会である。購買委員会は学校の必要な物品や用具の調達、注文、在庫管理を行い、生徒や教職員のニーズに応じた効果的な購買活動を遂行する。なお、学校によっては置かれていないところもある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
中総体などの大会において、激励会/式で前に立って選手を応援する委員会である。基本的には前期のみの活動となっている。(学校にもよる)
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
主な任務は合唱コンクールの自由曲の決定である。数百曲ある中から5,6曲決定する。優勝の決定もすることがある。合唱コンクールが近い時には単に「実行委員」と呼ばれることがある。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
各授業の号令、出席簿の管理などを行う委員会である。学校によっては設けられないかもしれない。学級委員と同義。正副学級委員長をもってあてることが多い。(上述の代議/評議委員会の名称を用いることもある。)
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
学校内の生徒会選挙を監督・管理するために設置された委員会である。選挙管理委員会は、公正で透明な選挙プロセスを確保し、生徒たちが自由かつ公平に選挙に参加できる環境を提供することを使命としている。なお、選挙管理委員はその役割から被選挙権を持っていないことが多い。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
学校の生徒会の財務や活動に関する監査を担当する委員会である。監査委員会は、透明性と責任の原則に基づいて、生徒会の資金の適切な使用や活動の適法性を確保する役割を果たしている。なお、監査委員はその役割から生徒会の他の役職との兼任ができないことが多い。
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中学校生徒会活動・委員会活動
委員会
なお、学校によっては追加されることがあるし減少することもあると思う。幅広い委員会を収録したいので是非とも追加して欲しい。
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UNIX/Linux入門
情報技術 > UNIX/Linux入門 大学の学習 > UNIX/Linux入門
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UNIX/Linux入門
『UNIX入門』もあります。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
UNIXの起源はアメリカ・AT&T社のベル研究所が開発したOSです。後にカリフォルニア大学バークレー校で学術目的に実装され、ベル研究所のUNIXとカリフォルニア大学バークレー校のUNIX (BSD) 両者が現在広く用いられているUNIXの源流をなしています。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
マルチユーザ・マルチタスク機能を発表当初から持っており、ネットワークを介して異なる端末から更新作業などを行える環境をいち早く作り上げた。しかも、マルチタスク機能で、同時にログインして同時に作業することもでき、業務の効率を大幅に改善した。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
以下現在主に使用されているUNIX系OSを挙げます。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
詳細はウィキペディアのUNIXの記事を参照のこと。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
Linuxは、MINIXを模倣して作られたOSカーネルです。 OSの構成要素には、カーネルとユーザーランド(コマンドインタープリターを含むコマンド、デーモン、ライブラリや付帯するデータ)がありますが、Linuxはカーネルのみを提供しているので、不足するユーザーランドをGNUのユーティリティを始めとするサードパーティ・ソフトウェアで補いOSの体裁を整えています。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
この本で紹介するコマンドはGNU/Linuxでは、全てLinuxではなくGNUのユーティリティなどサードパーティが提供するものです。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
これらのオリジナルにあたるUNIXでの実装(*BSDを含む)は、/usr/src 以下のソースツリーに一体として維持されており、カーネルのソースコードも/usr/src/sys以下に全てあります。
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UNIX/Linux入門
UNIXとは
このように、OSとしての体裁は似通っていますが、UNIXがカーネルとユーザーランドをトータルで維持・管理・提供しているのに対し、GNU/LINUXではカーネルとは出自の異なるソフトウェアの調整のもとOSとして提供しているので、上記以外の組み合わせ(例:coreutilsの代わりにbusyboxを使う、glibcの代わりにmuslを使う等)が無数に考えられ、GNU/LINUXでは、それらのパッケージ管理の重要度が増します。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
基本的には、CUIで操作を行う。CUIとは、コマンドベースのインターフェイスのことで、一定の書式に則った文字列(これをコマンドという)を入力することでコンピュータを操作する体系です。近年、ウィンドウシステムの発達もあって、特にクライアント分野では起動から終了までGUI(CUIに対して、視覚的に操作できる体系)で操作を完結できる環境が整いつつあるが、簡素かつ強力なコマンドラインベースの操作環境は根強く支持されています。GUIを採用しているシステムでも、GUI環境中でコマンドを実行するためのアプリケーション(ターミナルエミューレータと呼ばれます)を利用するのが一般的です。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
ファイルシステムという用語も多義的であるが、ここではUnix File Systemのユーザー側から観た特徴について述べます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
UNIXでは、ファイルをディレクトリで管理します。ディレクトリはWindowsのフォルダーに対応するものであり、複数のファイルを収めることができます。さらに、ディレクトリ内に別のディレクトリがあっても良いので、ディレクトリ群は木構造になります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
この構造の頂点となる最上位のディレクトリがただひとつあります。これをルートディレクトリと呼び、/と書く。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
なお、 /root/ というディレクトリがあるが、こちらはファイルシステムの頂点のディレクトリという意味の「ルートディレクトリ」ではなく、ユーザー root のホームディレクトリである。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
ディレクトリ構造上の位置をパス (path)と呼ぶ。 パスには絶対パスと相対パスがあります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
ファイルシステムのレイアウトについては hier(7) を参照。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
コマンドとは、コンピュータ上で処理を行うための、特定の書式に則った一連の文字列です。コマンドを入力し、実行します(通常はEnterキーを押す)ことで、そのコマンドに応じた処理が実行されます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
この例では、'date'というコマンドを実行しています。これにより、コンピュータは'date'という指示を受け、その結果'Sun Feb 12 22:11:48 JST 2006'を返します。結果は、この場合画面に表示されているが、正常に処理が行われた場合に何も表示しないコマンドも多い。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
コマンド名に続けて文字列をスペースで区切って記述することで、コマンドに付加的な指示を渡すことができます。このような付加的な文字列を引数と呼ぶ。引数がどのように解釈されるかはコマンドによって異なるが、よくある使いかたとして、コマンドの挙動を変更するためのオプションとして使うというものがあります。オプションは、通常'-'に続けた一字のアルファベットでオプションによって追加のパラメータを取ります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
この例では、'date'というコマンドに'-u’というオプションを付けています。これによりdateコマンドの動作は変更されています。この場合は、dateコマンドの仕様に従い、ローカルマシンの時刻からUTC(協定世界時)へと表示される時刻が切り替えられています。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
また、コマンドには、引数として操作対象を受け取るものがあります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
この例では、'rm'というコマンドに'test.txt'というファイルを指示しています。これにより、'rm'というコマンドを通じて、'test.txt'というファイルを操作します。'rm'というコマンドはファイルを消去するので、この場合はtest.txtが消去されます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
多くのコマンドは、無効なオプションを渡すと、機能の一覧が表示されます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
シェルとは、コンピュータに対して指示を出す際に利用される対話プログラムです。コンピュータにコマンドを入力するとき、実際にはシェルに対して入力しています。シェルは入力されたコマンドを解釈し、実行します。シェルは複数開発されており、どのシェルを適用しているかによって、コマンドの表現方法が違ったり、同じ意味でもコマンド自体が違ったりする場合もあります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
Bシェル( /bin/sh )、ash、dash、ksh、bash、zsh、csh、tcshなどがあります。Linuxの各ディストリビューションでは、bashをデフォルトのシェルを採用してい場合が多いですが、dash を採用しているディストリビューションも見受けられます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
コマンドが実行されるとき、コマンドには必ず入出力のための三つの経路、標準入力、標準出力、標準エラー出力が割り当てられます。コマンドは必要に応じてこれらの経路から入力を受け取ったり、出力を書き出したりします。この三つの経路を総称して標準入出力といいます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
例えば、上記のdateの例で、dateコマンドの出力内容が画面に表示されたが、実はこの時の出力は標準出力に送られています。上記では標準出力の行き先が画面だったため、結果として画面に表示された。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
標準入出力の行き先は必要に応じて変更することができます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
コマンドとして入力する文字は date > date.txt の部分です。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
このコマンドの内容として、>以降は標準出力の行き先をdate.txtというファイルに切り替える指示です。このようにすると、dateコマンドの結果は画面に表示される代わりにdate.txtというファイルに出力されるので、日時を記録したdate.txtというファイルができることになります。このように標準入出力の行き先を変更することをリダイレクトと呼ぶ。なお、「> date.txt」の部分はシェルへの指示であって、コマンドに渡される引数ではないことに注意してほしい。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
標準入力を使うコマンドの例も見てみましょう。wcは、標準入力から受け取ったテキストの行数・語数・バイト数を標準出力に書き出すコマンドです。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
この例ではwcの標準入力はキーボードなので、コマンドを実行するとコンピュータはキーボードからの入力を待つ。そこでテキストをタイプし(この例では3行のテキストを入力した)、入力を終えます(これには通常Ctrl-dを押せば良い)と、次の行にwcコマンドの出力が表示されます。 Ctrl-dとはCtrlキーを押しながらdキーを押すことです。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
標準入力も標準出力と同様にリダイレクトすることができます。例えば、test.txtというテキストファイルの行数を数えるには次のようなコマンドを使えば良い。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
さらに、あるコマンドの標準出力を別のコマンドの標準入力につなげることもできます。これはパイプと呼ばれます。
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この例では、パイプを使ってdateコマンドの出力の行数・単語数・バイト数を数えています。
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パイプやリダイレクトを使うと、限られたコマンドで自在に多様な操作を行うことができます。
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UNIXを扱う上での基礎知識
シェルはコマンドインタープリターと呼ばれるように、言語インタープリターの一種で、変数を使うことが出来ます。
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UNIXを扱う上での基礎知識
csh では、プロンプトが % であること、代入に set を前置することが bash との違いです。
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いま使ってシェルが何かは、環境変数SHELLにセットされているので
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UNIXを扱う上での基礎知識
の様に確認できます。
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UNIXを扱う上での基礎知識
環境変数は、名前と結びついた動的な名前と値のペアで、プロセスの挙動・設定を変更するために用います。 環境変数は、プロセスが実行される環境の一部です。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
例えば
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UNIXを扱う上での基礎知識
といった情報に該当する環境変数を変えることで情報を書き換えることができます。 ただし使用しているシェルによって設定方法は異なります。
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UNIXを扱う上での基礎知識
例えば、ロケール (LANG) を日本語日本国UTF-8 (ja_JP.UTF-8) としたい場合は
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UNIXを扱う上での基礎知識
通常、環境変数は、全て大文字で、環境変数を設定、取消しするコマンドはシェルによって異なります。
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UNIXを扱う上での基礎知識
なんらかの環境変数を確認するには、printenv(1) を使います。
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UNIXを扱う上での基礎知識
たとえば、ロケール(LANG)を調べたいなら
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
環境変数を指定して実行する方法も bsh 系と csh 系で異なります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
UNIXは、マルチユーザーシステムであり、ひとつの計算機を複数のユーザーで同時に利用することが可能です。計算機には、そのシステムを利用する権限のあるユーザそれぞれについてユーザー名とパスワードなどの認証情報を始めとするユーザー情報は登録・管理されています。計算機を利用する際は、はじめに自分のユーザー名とパスワードを入力し認証しなければなりません。これをログインといいます。ログインには、計算機に対し、あるユーザーが利用を開始したということを表明する働きがあります。同様に、利用を終了することを表明する手続きは、ログアウトと呼ばれます。自分が今どのユーザーとしてログインしているかを知るには、whoamiというコマンドを使います(whoコマンドにオプションを与えwho am iとしても類似の結果が得られますが、細部が異なります。)。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
それぞれのユーザーは、私用のためのディレクトリを一個割り当てられます。これはホームディレクトリとよばれ、Filesystem Hierarchy Standard に従っていれば、 /home/${ユーザー名} ですが、root はこれの例外です。ホームディレクトリには、個人に属するデータの他、アプリケーションの個人用設定ファイルなどを置くことができます。これらのファイルは、所有権が自分に属するため、後述するパーミッションによって、他のユーザーが勝手に変更を加えることができなくできます。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
特定の複数のユーザーにのみなんらかの権限を与えたいときにはグループが用いられます。たとえば、あるファイルをグループ所有にして、そのグループの一員にのみ閲覧を許す、といったことができます。BSDによる拡張がサポートされていれば、一人のユーザーが複数のグループに属することが可能です。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
UNIXシステムには管理者の役割をするユーザー(スーパーユーザー)があり、名前は root で uid は 0 でグループ wheel(gid:0) に属しています。 root は、デバイス・ファイル・プロセスなど全てのコンピュータ資源に対する権限をもっています。 rootでの誤操作はシステム破壊に直結するため、自分がシステムの管理者であっても、別に一般ユーザーを作成し、root権限が必要な場合を除いて一般ユーザーで作業しなければいけません。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
ファイルやディレクトリについてのアクセスの権限をパーミッションといいます。パーミッションを設定することで、例えばファイルを特定のユーザーにしか閲覧できなくしたり、あらゆるユーザーが閲覧できるようにしたりすることができます。
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UNIXを扱う上での基礎知識
全てのファイルには所有者と所有グループが決まっており、これに従ってアクセス権限が分けられます。すなわち、所有者、所有グループの一員、その他のユーザー、という三区分に対して独立に権限を設定することができます。設定可能な権限は以下の三つです。
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UNIXを扱う上での基礎知識
ファイルの消去に必要な権限は、そのファイルへの書き込み権限ではなく、そのファイルの置かれているディレクトリへの書き込み権限であることに注意してほしい。
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UNIXを扱う上での基礎知識
ファイルのパーミッションは、lsコマンドに'-l'というオプションを付加することで確認できます。この場合、パーミッションは次のような表記で表されます。
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UNIXを扱う上での基礎知識
この記法は、左から三文字ずつ、所有者、所有グループの一員、その他のユーザー、に対応しています。アルファベットは対応する権限があることを示し、-は対応する権限がないことを示す。この例では、このファイルもしくはディレクトリに対して、「所有者」はrwxすなわち「閲覧、書き込み、実行可能」、「所有グループの一員」はr-xで「閲覧、実行可能」、「その他」は--xで「実行可能」ということになります。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
また、三桁の八進数の数値でパーミッションを表すこともあります。この場合、三つの桁は、左から所有者、所有グループの一員、その他を表す。個々の数字は三種類の権限の有無を二進法で読んだものです。例えば、r-xは二進数に置き換えると101、八進数にすると5です。
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UNIX/Linux入門
UNIXを扱う上での基礎知識
最初の例にあるrwxr-x--xなら、計算すると751です。
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UNIX/Linux入門
よく用いられるコマンド
ここでは、UNIXを扱う上で非常によく用いられるコマンドについてまとめます。これらのコマンドは実際にはシェルの機能ではなく、一つのアプリケーションであることに注意が必要です。しかし、これらのコマンドは通常シェルから起動されることから、これらをシェルのコマンドと呼ぶことが多い。
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UNIX/Linux入門
よく用いられるコマンド
cdは、カレントディレクトリーを変更するコマンドです。 cdは、 change current working directory の略です。 cd はファイルシステム上に実行ファイルのある外部コマンドではなく、シェルの内部コマンドです。
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よく用いられるコマンド
manは、UNIXで標準的に用いられるヘルプシステムです。manはターミナル上で全ての情報を表示することを条件として作られているため、色使いなどがあまり現代的ではない面があります。しかし、表示される情報には有用なものが多いため、たびたび用いることになるでしょう。特に個々のコマンドの細かいオプションを記憶することは現実的ではないため、機能だけを覚えておき、オプションはそのつどmanで調べるのが現実的でしょう。
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UNIX/Linux入門
よく用いられるコマンド
このコマンドは、
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よく用いられるコマンド
として用いられます。manのファイルはいくつかのカテゴリーに分類されており、それらのカテゴリーには1から8の番号が付けられています。manは、対応するコマンド名が存在するかどうかを、1から順に調べていき、最初に見付かったものを表示します。そのため、同じ名前のmanが若い番号に存在するときには、後に保存されているmanは読むことができありません。このときには、見たいmanの番号を調べ、
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よく用いられるコマンド
のように書く必要があります。また、
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よく用いられるコマンド
のようにコマンドを用いると、コマンド名に対応するmanを全て順に表示するので、こちらを用いてもよい。
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よく用いられるコマンド
manがmanページを探すディレクトリは、環境変数MANPATHに記憶されています。これは、多くの場合 /usr/share/manなどであり、ここにはシステムで用意されているmanページのほとんどが保存されています。システムに興味がある場合はこれらに目を通すとよい。
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よく用いられるコマンド
whatis は、コマンド名あるいはコマンドの機能をおぼろげに覚えているときに使います。
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よく用いられるコマンド
info は、GNU で用いられるコマンドラインインタフェースで動作するハイパーテキストのヘルプビューアです。
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よく用いられるコマンド
として用います。